日光男体山を登ってきました
このブログは2016年5月に日光男体山に登ったときの記録です。
男体山は奥日光に行くたびに眺めてはいましたが登ったことは一度もありませんでした。
最近になって登山に興味を持ってから、ネットで男体山登山の画像などを見ている内に、実際に現地に行って頂上からの景色を見てみたいという衝動に駆られまして登ることにしました。
ただ僕は2ヶ月前にトレッキングシューズ買ってから山登りを始めたようなもので600m級の山しか登っていませんでした。ここでいきなり2000m超えの山に登るのは体力的にどうかという不安はありましたが、体力の限界を感じながらも無事登頂できました。
6時にならないと登拝の受付が出来ませんので、4時間の仮眠時間を考えて午前2時に二荒山神社宝物館裏の駐車場に着くように車で家を出ました。駐車場はすぐに分かりました。歩いて数分のところにトイレもありますので仮眠には困りませんでした。なおこの場合毛布は必需品になります。(けっこう寒いです)
4時くらいから駐車場に車が集まりだし、5時くらいには第一駐車場はほぼ満車になりました。
受付開始の時間になりましたので受付して6時15分登山開始しました。
(ペースが遅いので邪魔にならないよう、15分遅く出ました)
これが今回の案内図です。基本ず~と登りです。感覚的にはスキー場の中~上級者コースをほぼ直線的に登っていくような感じです。
僕の感想
1~2合目:ウオーミングアップにはけっこうな急斜面がつらい。
3合目:舗装された道路なのでクールダウンになる。ここで少し休憩
4~5合目:ほぼ普通の登山道だけど僕には登りがきつい。
5~8合目:上に行くほど岩場がきつくなる。ほぼ惰性で登る。つらい時は後ろの中禅寺湖を見ながら一休み。
8~頂上:途中から岩場が終わり少しは歩きやすくなるがなにぶん傾斜がきつい。森林限界を超えれば頂上は近いのですがここまでにかなり体力消耗しているので踏み出す1歩が本当につらい。(つらい思いをした分、頂上の景色は感動的でした)
ここの鳥居をくぐって登山開始です。この画像を見てるとなるほど登拝ですね。
男体山はとにかくず~と登りです。
序盤はこんな感じな登山道も
5合目中番以降からは岩場あたりから徐々に足にきいてくる。
僕が岩場で悪戦苦闘していると、登山道脇ではこちらの方が涼しい顔でえさを探していました。人なれしてるのか僕の目前を平気でうろうろしています。
こんな斜面で、なんとかろやかな動き。この足だったら岩場もぴょんぴょん登れそう「うらやまし~い」
それにしてもまだまだ続く岩場道。もくもくと登ります。
つらくなったら立ち止まり後の中禅寺湖の方を振り返り気分転換。
8合目中版以降に長かった岩場はやっと終わり、今度は普通の登山道になりました。
岩場よりは歩きやすいですが
傾斜もあり岩場で体力消耗した分かなりしんどいです。
考えるのは「いつになったら森林限界」のことばかり。
やっとの思いで森林限界に到達。正面の上の方に見えるのは山頂か。先が見えると力が沸くのですが、すでに足が棒のようでなかなか前に進まない。
振り向けば景色はすばらしいのです。ただし疲れはピークの模様。
どうにか山頂へ到着。
時間は4時間近くかかりました。
山頂にはすでにたくさんの人がくつろいでます。
最初に奥宮に拝礼して、次にあの場所に向かいました。
これがやりたかった!!
山頂では食事している方が多かったです。おにぎりは持ってましたがあと3時間トイレに行けないので手持ちのあんこ玉とチョイスでがまん。
頂上で1時間ほどくつろいだ後、山を下り3時間ほどでふもとに到着しました。
途中岩場を下りながらよくもまあここを登って来たものだと感心してしまいました。
右は山頂から駐車場側を見たところです。(ガスがかかっています)
この後、休憩して帰途に着きました。
歩数は19800歩・体重は3kg減りました。疲れた割には回復は早く翌日1日かけてきゅうり棚つくりをやりました。
持ってれば便利
・仮眠用毛布(夜中はけっこう寒いです)
・ジャンパー(曇ると山頂は肌寒くなる)
・保険(前回ヘリで救助されていたのを見たので念のため加入、ドコモだと1日単位で加入できる500円くらい)
・ストック(岩場以外は見てると楽そうです。折りたたみのほしいな。)
服装は
標高によってずいぶん温度差があるので悩みます。
なので長袖インナーの上にTシャツ2枚重ねで登りましたが出発時と頂上でジャンパーを着た以外、すべてこれで通しちゃいました。
手袋は必修です。僕が使っているのはホームセンター売っている発泡ゴム引きの手袋です(これが一番滑らないと思う)
その他
初心者でも時間に余裕をもっていれば登れます。
ただし途中から雨降り出したら場所によっては撤収した方が無難です。