丁須の頭に登って来ました(横川~御岳~丁須の頭)裏妙義山
丁須の頭は以前から気になっていましたので、今回出かけることにしました。
ルートの基点は国民宿舎と横川駅付近の二通りありましたが
帰りに電車とめがね橋が見たかったので横川から登ることにしました。
いつもは現地の駐車場で仮眠取ってましたが
今回は高速道路の甘楽PAで仮眠を取りました。
横川といえば峠の釜飯ですね。
何回も食べてますがお店ははじめて見ました。
正面にある横川駅のトイレはとてもきれいで駐車場もあったのでここで仮眠でも良かったかな。
麻苧(あさお)の滝自然公園の駐車場に車を停めました。
駐車場への入り口がちょっと分りにくいかもしれません。
トイレもあるようです。
登山道へはここを渡ります。
6:10
橋を渡ると登山者カード入れがあります。
今回上りは御岳コース、下りは鍵沢コースで行きます。
序盤は遊歩道なのできれいなつり橋もあったりして歩きやすいです。
滝もあったりします。
遊歩道が終わりますといきなりくさり場が現れます。
くさり場が終わった後の登山道。
標識はとにかく丁須の頭に向かいます。
鼻曲がりの手前にあるくさり場。
崖っぷちを通ります。
7:00
鼻曲がりに到着。
ここからの景観は横川駅周辺が手に取るように見えます。
スマホのパノラマ機能使うとこんな画像が撮れますよ。
(最近やっと3G⇒4Gに昇格する)
実際はこんな感じです。
妙義山なので大の字ポーズ
でも大には見えない
さらに先に進みます。
木立の中を歩きますが、落葉樹ばかりなので今の時期、景観は悪くない。
おもしろいのは尾根を歩いているときの風
左側から温風が暑いなと思っていると右側から冷風が吹いてくる。
北風と太陽みたいだ。
7:40
産秦山に到着。
この時はなんと読むのか分らなかった。
ところどころにくさり場は出現しますが難しくはありません。
それよりもこの先登山道がわかりにくいところがいくつかあります。
関係ないところに向かう道が出現します。
おかしいなと思ったら戻った方が良いですよ。
浅間山。
8:30
御嶽山到着。
御嶽山からは表妙義のギザギザや
多分谷川岳方面か
目的地の丁須の頭も良く見えます。
いまのところ人影はなさそう。
ここは多分鎖のない岩登りだったような。
足場はあるので普通に登れます。
10:00
丁須の頭直下に到着。
人影が見えます。とりあえず肩の下まで登ります。
ネットで何度も画像を見てましたが実際見てみると
ネットでは見れなかった周囲の状況が良く分りました。
これは確かに怖い。
ではどうやって登れば良いのか。
どうにもイメージできない。
幸いなことに先客の方が数名いらっしゃったのでしばらく見学。
画像の方はリュックを背負いながら登ってる。すごい。
実際現地に行って他の方の登り方を見ていれば感覚はつかめると思いますし自分に登れるだけの技量があるかも分ると思います。
登るまでに僕は怖くなって2回後戻りしました。
肝は赤丸のところに最初の一歩が踏み出せるかどうかですね
無理だと思ったら絶対に登ろうとしないこと。
途中でパニックになったら怪我だけでは済みませんので
頂上からの景観。
出かける前はもっとちがうアングルで撮りたいとあれこれ考えていたのですが、実際は良く見かける画像と同じものになってしまいました。
あと写真を撮りながら頭をずーと過っていたのは
「どうやって降りればいいの?」
この一点だけでした。
最終的に途中までは鎖と岩を掴みながら降りましたが
最後は両手で鎖を掴みながら宙ぶらりんで降りました。
足が下に着くまでは生きた心地がしませんでした。
丁須の頭の隣にあります展望岩から撮りました。
こちらの方が遮るものが周りにないので見事な景観です。
丁須の頭の全体が良く分ります。
妙義山も目の前に
浅間山もきれいに見えます。
送電線の鉄塔がきれいに並んでいる。
11:30
帰りは鍵沢コースを下ります。
いきなり長いくさり場が現れます。
鍵沢は名前の通り沢なのですが登山道は沢のど真ん中を通っていないので、勢いで沢を下ってしまうと道に迷いますのでピンクのリボンを見つけながら進んだ方が良いですよ。
登山道周辺には巨大な岩がごろごろしていますが途中にはこんな滝があったりします。
こんな花を見つけました。
出口手前のくさり場
最後の最後でけっこうハードですよ。
13:30
無事駐車場に戻って来ました。
今までカラビナは使う機会がなく、不慣れでしたので丁須の頭に行く途中のくさり場でカラビナの掛け方を練習しながら登りました。
コース的には表妙義よりは楽だと思います。
ただ丁須の頭だけは別格で、はじめて行くのであればザイルを持った上級者と一緒の方が困らないと思います。
単独でいらっしゃる方は先に表妙義の金洞山コースを登ってくさり場に慣れてからの方がいいと思います。
また機会があれば丁須の頭に行ってみたいです。
ただし頭に登らないかも。