mame wanwan blog(日帰り登山のページ)

北関東の山を中心に日帰り登山を楽しんでいます。稜線歩きとくさり場が大好きです。

妙義山(妙義神社~タルワキ沢 往復)

昨年仲之国神社~妙義神社間の縦走を試みましたがタルワキ沢付近であいにくの雨で途中で撤退してきました。

この時のことは以下のブログを見て下さいね。

「妙義山縦走(仲之国神社~金洞山~白雲山)に行きましたけど・・」

妙義山(上級コース)は

妙義神社起点⇒仲之国神社間は歩いたのですがこの逆のコースは(仲之国神社起点⇒妙義神社)タルワキ沢で終わってましたので、残りのタルワキ沢⇒妙義神社間を歩こうと思い今回やってきました。

 

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赤が前回のルート、青が今回のルートです。

妙義山には1年以上来てなかったので体をくさり場に馴らせるため妙義神社~タルワキ沢間、ほぼ往復のルートにしました。

 

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つーことでいきなりタルワキ沢からのスタートです。まあここに来るまでは久しぶりのくさり場だったので結構ビビりながらやってきました。

 

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ここは天狗岩に行く途中の岩場です。

画像だとなんだかすごいところに立っているように見えますが

足元より先もちゃんと岩場になってます。

 

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実際は竜の背中みたいな痩せ崖っぷちになってます。手前側は畳横1枚分の広さはあると思います。写真の辺りはさすがに行く気にはなれません。

 

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ここは上りの難関になると思えた大のぞきのくさり場です。

実際は画像の見た目程角度はありませんが、ただ岩がつるつるのところが多いのでそこだけ注意すれば登れます。

 

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下りる時は両手でくさり持ってずるずると行った方が下りやすいかな。

あとくさりを挟んで右側の方がごつごつ感が残っているので上りやすいです。

 

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妙義山は展望所以外でもコース上にちょこちょこ展望が利くところがあります。

ここもそう。なお画像は望遠を使ってますので安全なとこから撮ってます。

 

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背びれ岩です。

右側は急斜面、左側は多分うん百メートルの崖になってます。

登る分には手元の岩だけを見るようにすれば怖くはないかな。

 

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背びれ岩を上から見たところ。

ここを下りる場合はいやでも崖から下が目に入るのでちと怖い。

くさりを挟んで右側の方がごつごつ感が残っていてつかみやすいのですが

ただ右側は数百メートルの崖だからさすがに左寄で進みたくなってしまう。

 

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こちらはびびり岩を上から見たとこです。

ここは斜め方向にくさりが張ってあるとこがあります。

上る分には常に上方向にくさりを持つのでバランスがとりやすいのですが

下りの場合、屈みながら下に動くようになるのでバランスがとりずらい。

ホールドする岩も擦れちゃっているのでかなり慎重に下りました。

 

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浅間山と真ん中あたりに以前登った裏妙義の丁須の頭が見えます。

 

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見晴らしの隣にある岩の裂け目。

スタイルの良い方のみ岩の裂け目を通れますよ。

微妙なあなた(女性)は「わたし胸がつかえちゃうのと」言って上を登りましょうね。

 

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妙義神社側から登ると最初の関門、奥の院のくさり場。

この日は岩が濡れていて滑りやすかった。

上りも下りも怖かったよ。

 

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二本杉茶屋跡の手前ぐらいからの撮影かな。

大の字のあるところも結構すごいとこなんですね。

 

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変わったキノコだなと思って撮影。

 

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上のキノコ脱皮するとこうなるみたい。

見るからに私食べると危ないのよ感満載の色具合い。

 

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下山後、妙義神社入り口にあったヒガンバナ

 

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ということで無事駐車場に戻ってきました。

 

 

今回残りを歩いたことで妙義山往復縦走をなんとか達成することが出来ました。

以下参考になれば(もちろん私見です)

妙義山上級コースの難易度

白雲山(妙義神社⇒堀切方向)<白雲山(堀切⇒妙義神社方向)<金洞山(堀切⇒仲之国神社方向)<金洞山(仲之国神社⇒堀切方向)

※初めての方は妙義神社から上り始めた方が良いですよ。

 

難しいと思った鎖場

①鷹戻し(下り)

縦横や2本くさりがあったりと妙義山くさり場の集大成みたいなところ。

下りの場合、

足で探りながら足場を見つけなければならないところ

縦横のくさりを持ち変えるところ

2本くさりが張ってあるところの使い方

などがちょいと難しい。

ここは初めての方は上りから始めた方が良いですよ。

 

②びびり岩(下り)

さっき書きましたが斜め下方向に進むところ。

ホールドの岩も擦れているのとバランスもとりにくい。

 

③中の岳手前のくさり場(上り)

ここの下りは何ともなかったのですが、上りは高度感があり恐怖心からか足がガタガタ、妙義山で初めてカラビナ使ったところ。

 

番外:奥の院のくさり場

日陰にあるからか濡れているとつるつるして滑りやすい。

 

妙義山上級コース縦走

どちらかの神社を起点に上級コースを走破後中間道で来た道を戻るということになるのですが、健脚でないと難しいと思います。私歩くの遅いので、多分10時間超えるかな。

なので白雲山・金洞山の2回に分けた方が良いと思います。

 

中間道(関東ふれあい道路)

名前のイメージから行くと楽そうな感じですが、意外にアップダウンがあったりして結構きつい。

 

ヘルメットとハーネス

どちらもなくても登ることは出来ますが装着していれば安心感があります。私の場合、ヘルメットは頭上から何か降ってきたりした時の頭保護。ハーネス(私が使っているのは安全帯です)はくさり場の途中で立ち止まる必要があるときや、ホールドが微妙な時の安全確保のために使うことが多いです。これで命拾い出来るなら安いものだと思いますよ。

 

シューズ

登山靴とトレランシューズを使ってます。

イメージ的にはソールが固い登山靴は点で支える、ソールの柔いトレランシューズは面で支えるこんな感じでしょうか。私は妙義山に来始めのころはトレランシューズ使ってましたが最近は登山靴を使ってます。

 

上級コース行けるかの目安

・大の字のくさり場が登れるかどうか 

奥の院のくさり場を見て怖くないかどうか

自信がないようでしたらこの先には進まない方が良いですよ。

登山口に戻れなくなります。

 

途中で雨が降ってきたら

近くの下山路から降りた方が賢明です。

雨の中、私はくさり場を上り下りはやりたくない。

 

上級コースは景観がとてもいいところなので機会があれば紅葉シーズンに行って見たいなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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