雲龍渓谷の氷瀑を見てきましたよ
ネットで雲龍渓谷のレポート見るたびに「一度は見てみたい」と思ってはいたのですが寒そうなのでなかなか重い腰が上がりませんでした。そこに山友さんからのお誘い。
なんせ冬山行くのはボードやってた時以来のこと。
着るものと装備がどの程度必要なのかがまったくわからない。
ということで
・厚めのアウター(表面が水がしみこみにくいタイプの物、フード必修)
・厚めのフリース
・起毛トレーナー
・ヒートテック長袖・半袖の重ね着
・帽子
・耳当て(100均品だけどこれが使えた)
※これで脱ぎ着しながら体温を調整
・アイゼン(8本爪 これしか持ってない)
・靴カバー(バイク用のもの)
・登山靴(普通の夏靴 これしか持ってない)
とりあえず基本林道歩きなのでまあこんな感じで何とかなるだろう。
後はトイレの問題ですがここにはトイレはありません。
男はどうにでもなるけど女子にはちょっときびしいかな。
気を使ったのは現地への到着時間。今日は2月一週目の日曜日なので登山者が多そう。
一番奥の駐車スペースは10台ぐらいの模様。
なのでここをあぶれた人は林道の空きスペースに縦列駐車するしかない。
これも早く行かないと手前から埋まっていくので画像の林道を歩く時間が長くなる。
なので今回現地到着は5:30~6:00を想定。
実際は5:30頃に到着しましたが、奥の駐車スペース手前に縦列駐車の車が見えたので近くの空きスペースに停めることにしました。停車位置から登山道入り口までは400mぐらい。
6:30雲龍渓谷入り口に到着。
ここで登山届を記入する。
画像のようにハイキングコースと工事用道路どちらからでも行けるのですが、今回初めてだったので道のわかりやすく歩きやすそうな工事用道路(林道)を選びました。
こちらの工事用道路(林道)は歩いている人は少なかったですよ。
慣れてる人はハイキングコースを行くみたい。
でも人通りが少ない方が重宝することもある。
距離はハイキングコースよりも長くなりますが林道なので歩きやすい。
なお気温は-4℃でしたが風がなかったのでそれ程寒さは感じなかった。
お日様も出てきたのでこの時は青空を期待。
くねくね林道を歩いていくと前方に見えてくる建造物。
ここは手前に渡河があります。
なお前方の柱の付近でアイゼンを装着しました。
渡河のところは踏み跡があるのでそこを利用すれば間違いないです。
なおここでコケるとあとが大変なので慎重に。
初アイゼン装着。
家でネット見ながらひもの縛り方を練習したけど歩いていてゆるんでしまう。
その後数回繰り返してやっと装着のコツを掴めました。
バイク用の靴カバーは、
ほぼ袋状になってるので靴の半分ぐらいはすっぽりと収まる。
なので雪がまったく入らないのと暖かい反面、ちょっと靴が蒸れるかなという感じ。
なおアイゼン初めて使いましたが
いや~これは楽ですわ。
その後雪の降り方が強くなってきた。風がそれ程強くないので寒くはないのですが。
9:17一番手前の氷柱地帯に到着
手前の人とくらべても巨大です。
多分これが上の画像の全体像。
僕は帽子でしたが、ヘルメット装着でもこんなの落ちてきたら簡単に貫通しそうで怖い。
ここはその次の氷柱地帯
ここの氷柱も大きいぞ。
氷柱の前で記念写真。
内側から見るとこんな感じ。
きれいなアイスブルー
ここから一番奥にあります氷瀑に向かいます。
この先にはけっこうな上り坂もありますが今日は圧雪だったので僕の8爪アイゼンでも余裕で登れました。ただしアイスバーンだったらつま先に爪のあるアイゼンでないと難しいかな。
10:00一番奥の氷瀑に到着。
それにしてもこれはすごい。
ここの良いところは氷瀑の手前まで行けるところかな。
これは氷瀑の上の方。
予定だとここでランチタイムでまったりでしたが、雪が降っていてそうもいかず下山することにしました。
帰りは沢沿いのコース(ハイキングコース)を進みました。
道は思ったよりわかりやすかったですね。まあ踏み跡もいっぱいありますし。
画像は途中にある砂防ダム。
ここもみごとな氷瀑です。
帰り道。ここは広いので本当は河原なのかな。
このあたりまで来ると雪もやんだのでランチタイムに。
13:30コースの最後のあたり。
ここを左折すると登山道入り口まではすぐです。
無事帰ってこれました。
今回初めてアイゼン付けましたが雪の上をおもしろい様に歩けるのでなんかはまりそう。
なお行動時間は約7時間ぐらいでした。
以下備忘録。
・現地到着は6時前なら入り口から近いところに路駐できそう。
・ペットボトルは氷りやすいのでホッカイロ巻いておく。
・アイゼンは爪が短いと圧雪の場合滑りやすい。
・凍ると氷瀑への道は軽アイゼンは難しいかな。
・沢沿いのルートの方が変化があって飽きない。