本当は2年前に燕岳に登る予定でしたがこれがコロナのせいで2年間断念。
今年になってやっと行くことが出来ました。
なにげにアルプスは北も南も中央も登ったことがなくて今回がはじめてですよ。
今回は8/11~12の1泊2日の予定です。
ルートは中房登山口~燕岳往復で燕山荘宿泊になります。
燕山荘到着時間は午後1時頃を想定してます。(登り7時間)
せっかくの宿泊なので夕食の時間まで燕岳をのんびり散策したいなという感じです。
ただし当日は山の日で祝日。当然混雑するでしょう。
中房温泉にあります駐車場に停められるかが第一関門。
このため現地に午後8:00到着目安で出かけることにしました。
高速を休むことなくせっせと走って現地には予定通りに到着しました。
やはり第一駐車場は満車、第二駐車場は8割ぐらい駐車だったのでここに停めました。
トイレは第一駐車場の仮設トイレまでヘッドライトつけながら歩いていきます。(徒歩5分ぐらい)特に不便はありませんでした。
5:30駐車場出発
登山口まではこの舗装道路を歩いていきます。(15分ぐらいかな)
燕岳登山口です。
まだ6時前だというのにこの人の多さ。さすがにメジャーな山は違うなと実感。こうしている間にもバスやタクシーがバンバンやってきます。
7:00登山口出発
本当は6:00に出発したのですが途中でトイレに行きたくなって登山口まで戻っての再出発になります。
序盤はただただ急な登山道を歩くだけで景観がまったくないので省きます。写真は第一ベンチかな。
8:15
第一ベンチ到着。写真は近くにあった道祖神かな。
簡単に書いてますけど登りは結構きついよ。
9:00
物資運搬用の索道近辺。索道は麓と合戦小屋を結んでいる模様。
これでおいしいスイカ運んでいるんだね。
ぼくもスイカになって運んでもらいたいよ~。
10:50富士見ベンチ到着。
写真のカップルの方と私たちはほぼ似たようなペースだった。
この時彼は彼女のザック持ってあげてた。
わたしの連れも持ってほしそうな顔してましたが「君がはるかちゃんよりかわいくなかったら持ってあげたのになあ。残念」と丁重にお断りしました。
まあこっちも体力的に余裕がなかったのが本音だけど。
合戦小屋まであと10分かというよりは
げ~あと10分も歩くの??
12:00合戦小屋到着
登山道もきついし、いや~ここまで長かった。
日帰りでなくてよかったわあ。
疲れた~と言いながらもスイカはしっかり食べますよ。
ここのスイカ、私の地元のより甘くておいしかったぞ。
大きいので二つに切ってもらいました。
合戦小屋で長めの休憩を取って出発しました。
ここの登山道は登り一辺倒で階段みたいな段差が多く結構足に来ます。
合戦小屋から先は御覧の岩岩が多くなってきます。
13:30頃になるとやっと展望の利く尾根までやってきました。
写真は槍ヶ岳方面。
槍ヶ岳初めて見ましたがやっぱりかっこいいですね~。
あとで聞いたら午前中は天気が良くなかったようで午後になって晴れたみたいです。
ここでトイレ下山が功を奏したようです。
目的の燕山荘もやっと見えてきました。
燕山荘直下の土手は花満開でしたよ。
燕山荘の手前までやってきました。
14:30
燕山荘到着。
最後の階段が何気につらかった。あと部屋に行くまでの階段も。
結局ここまで7時間30分かかりました。
屋外のラウンジ。ここでランチしたら気持ちいいだろうね。
ここで別行動、
私は燕岳山頂に、お連れの方はケーキセットへと向かいました。(山頂よりもケーキ食べたいだって)
燕山荘から見た燕岳
一番見慣れたアングルだと思う。
こまぐさの群生です。でも終了まじかかな。
こちは有名なイルカ岩です。
こんな感じで撮影するとイルカに餌をあげているように見えるみたいだね。
山頂付近の道は粗目の山砂みたいな感じです。
何んか敷石の上を歩いているようです。
浸食された岩も生き物みたいだね。
やっとこさ、山頂直下までやってきました。
あと数メートル。
16:00頂上到着。
もう足が棒で座り込んでしまったおやじ。
おやじの写真撮ってくれた女の子。
てっぺんに座って気持ちよさそうだね。
なお同じことおやじがやっても絵にならない。
こっちは隣の北燕岳だったかな。さすがにここまで行く余裕はなかった。
めがね岩と燕山荘
こうやって見ると表銀座ルートは気持ちよさそうな稜線歩きになりますね。
でも槍ヶ岳まではけっこう距離ありそう。
表銀座方面をパノラマで撮ってみました。
3時から5時まで山頂付近をゆっくり散策しながら戻ってきました。
(つーか足が疲れてゆっくりしか歩けん)
時間気にせずのんびりできるのも山小屋泊の良いところですね。
一方のお連れの方は早速ケーキセットにありつくためラウンジへと向かいました。
それにしてもおしゃれな感じの室内ですね。女子人気高いの納得です。
お目当てのケーキセット。
美味しかったと言ってましたが、インスタばえ狙うならもっと派手派手ケーキの方が良かったかもとのことでした。なおテーブル上に見える雷鳥バンダナは限定品らしいです。
夕食の時間です。
ちなみに宿泊費14000円(2食付)と山小屋にしては他に比べて割高と思います。
でも山頂直下の山小屋でこの食事は食べられないかな。
消灯が8:30とのでしたので早速外に出て夜景を撮ることにしました。
写真はヘリポート近辺。
なお日中晴れてると下界の景色がとてもよく見えたとのことでした。
夜の燕岳。
下界の町明かり。
テント場の明かり。もっとたくさんあると良い感じの写真になりそう。
燕山荘と星空
翌朝5時前に起きてご来光を見に外に出るとすでにたくさんの人が待ってました。
さすが山歩きの人は起きるの早い。
ちなみに真夏でも気温が低いので夜や早朝は厚手のアウター着てないと寒くていられません。この時私はユニクロのウルトラライトダウンを着てました。
雲が多くてきれいな朝日は見れないかな。
赤く染まった燕岳撮りたかったけど残念。
代りに裏銀座方面の山並みが数分間赤く染まりました。
まあ雲海も見れたので早起きした甲斐はありました。
その後朝食食べてからお連れの人のために燕岳近辺をちょっと散策しようかなと思っていたら想定外の雨模様。天気予報だと前日よりも今日の方が天気よかったんだけどね。
山の天気は本当に難しい。
まあそれでもイルカ岩で記念写真撮りたいといったのでサクッと行ってきました。
その後雨も小降りになってきたので8:00に下山することに。
10:50に中房温泉が見えるとこまでやってきました。
途中雨に降られましたがほぼ曇りの天気だったので気温も高くなく歩きやすかったです。
13:00
中房温泉入り口に到着。
下りは約5時間ぐらいで降りてきました。
外のベンチで早速燕山荘で作ってもらったお弁当。
ご飯の量が多いのは分かっていたので2人で分けて食べました。
13:40
第二駐車場に戻ってきました。
この時も駐車場は9割程埋まってました。(第一は満車)
こちらは帰りに立ち寄った安曇追分駅です。
昭和の雰囲気が合っていい感じの駅ですよ。
今回登りました合戦尾根ルートは日本三大急登りと言われてるみたいです。
確かに急なところが多かったのと階段が見たいのがたくさんあって登るのは大変でした。
初心者の人・体力のない人は燕山荘1泊でゆっくり登った方が無理がなくていいですよ。
北アルプスは来年の夏に南岳小屋~西穂高口までの縦走を考えています。
ここは体力・技術・メンタルが要求されるコースなので今からトレーニングをやらないとね。