このブログは2018年3月に妙義山(白雲山コース)に登ったときの記録です。
国道18号線を軽井沢に向かう途中に左側に見える妙義山。
はじめてみたときからあの異様な形が深く印象に残っていました。
このところ暖かい日が続いたのと天気も良かったので今回妙義山に出かけることにしました。
標高1100mと高くはないのですが、
のこぎりのような形のためかなり尖った山のようです。
このため上の方は上級者コースとなっていてくさり場が多く起伏が激しいようです。
今回は初めて登るため白雲山コースの方にしました。
(金剛山コースは僕には技術不足なので次回に)
ルートは妙義神社を基点に
なお所要時間は6時間の予定。
いつも通り夜出発、午前3時頃に道の駅みょうぎに到着。
ここで仮眠して(トイレがあるため)出発前に登山者専用駐車場に移動。
6:30に出発。
前を見るとこれから登る妙義山(白雲山)ばっちり見える。
それにしてもあのギザギザお山にどうやって登るのだろうか。
妙義神社の奥に登山道入り口があります。
桜が満開で見事です。
参道の階段登るだけでも良い準備運動に。
まずは安全を祈願して参拝。
参拝後境内を歩くと程なく登山道入り口に。
序盤は森の中を歩く普通の登山道。徐々に勾配がきつくなる。
最初のくさり場。この先にあるくさり場のためにもここで登り方考えながら登った方がいい。
ここから先は岩に矢印が適度に書いてあるので迷うことはないと思うけど
おかしいなと思ったらすぐに来た道に戻ること。
7:20に大の字手前に到着。
大の字はどこかなと探してみると。
げ!!
この崖を登っていくの!
この長さとこの傾斜のくさり場は初めて。
そして奥の院の隣にあるくさり場。
けっこう長いけど表面がでこぼこしてるので登りやすいと思う。
ただし片手で体を支えられるくらいの腕力がないとここから先は行かない方が良い。
見晴らし手前のくさり場。
8:30見晴らし到着。
見晴らしがいちばん景観がいいかな。
でもがっけぷちなので下を見てると吸い込まれそうで怖い。
浅間山が良く見えます。
ここと榛名山以外はかすんでしまってよく見えませんでした。
春だから仕方ないですね。
自動シャッターなのでしゃがんでますが、そうでなくてもしゃがみたくなるほどの絶壁
足がすくみそう。
見晴らしの先にある岩の裂け目。
スタイルの良い人は通りぬけられるけど
そうでない人は見栄をはらずに上を歩きましょう。
びびり岩到着。
ここはかなり気を使いながら登る。
というのも上に登って横に進んで斜め上に登ってと
変則な動きをするので慣れていなかった。
基本上と正面しか見てないから(上りなので)怖くはないけど
たまに下を見るとぞっ~とする。
後ろを見ると良く登ってこれたなと思う。
次にやってきたのは背びれ岩。この頃にはくさり場もかなりなれた模様。
つかむところがかなり多いので登りやすい。
ただし下を見るとこんな感じなので気は抜けません。
9:20のぞきに到着。
ここも見晴らし同様に景観は良いです。
のぞきのくさり場です。天狗岩方面に行くのでこちらからだと下りになります。
写真のようにつかむところが少ない割には斜度が急でくさりが長いので上るのは
かなり大変じゃないかと思う。
相馬岳に行く途中の岩。
人の横顔に見える。
尾根沿いはくさり場以外にもこのような登山道もありますよ。
そうこうしている内に10:30に相馬岳到着。
出発してから4時間ぐらいなのでほぼ予定通り。
相馬岳から堀切までは基本下りなのですが、細かい砂利が多くてよくすべる。
落石を誘発しないように気を使いながら歩いていきます。
もちろんこちら側にもくさり場はあります。
ばら尾根はかなりバラエティーに富んでいて飽きることはないと思います。
ただ上りは大変なんじゃないかな。
天気もいいのでハングライダーも飛んでました。
12:10分に堀切到着。
ここからは中間道に向かいます。
中間道は起伏はありますが普通の登山道ですね。
整備もされていてトレッキングには良い感じです。
中間道で見かけた花
中間道の石段の影に咲いてた花。
四阿・大人場経由で13:30に登山道入り口に到着。
中間道が一部通行止めのため一般道に下りてきました。
ここから一時間ほど歩いて駐車場まで戻ってきました。
一般道を一人てくてく歩いていると
桜の木の上に今日歩いてきた峰々が見えました。
無事戻れて良かったです。
携行品について
・リュック
小さい方が動きやすいので良かった。
荷物は必要最小限で。
・手袋
表が革裏がナイロンの手袋を使用。
グリップ力がある方が上りは楽なのですが、鎖を降下する時は力加減で
すべるような素材の方が使いやすい。
なのでゴム引き手袋でなく皮手袋を使ってました。
なお手首がマジックバンドなっている方がズレなくて良かった。
・シューズ
今回はソールのやわいトレランシューズ使いました。
斜面に対してくいつきは良いのですが足の指先にけっこう力が必要です。
逆にソールの硬いトレッキングシューズの方が足全体で受けられるので
楽かなと思ったところもありました。
・その他
僕だけかも知れないが現地に着いたときからどうにも方向音痴に。
歩いているときにも方角が思っていたものと違うことがあった。
を見ながらの方が分りやすかった。