このブログは2017年2月に生瀬富士~袋田滝展望ポイント~月寄山方面に行った時の記録です。
生瀬富士??という人も袋田の滝(四度の滝)と言えばわかりやすいと思います。
普通は滝見台あたりから見る(見上げる)のですが、生瀬富士経由の登山コースの中に滝を見下ろせる場所があるというのを知り、早速行って来ました。
コース的には
袋田の滝付近を中心に一周する感じのコースです。
(本当は
八溝山に行く予定でしたが前日になって展望台が施錠されていることを知り、急遽行き先をこちらに変更しました。)
滝本第一町営駐車場に9:00到着。駐車場には休日ということもあって車はけっこうありました。
駐車場を左折後ちょっと歩いて右側に登山道入り口の小さな表示があります。
まずは生瀬富士に向かいます。
3日前に雪が降ったので登山道が心配でしたが、日の当たる場所の雪はすっかりとけていました。
山の上のほうを見ますと崖と岩が目立ちます。最後の上りは奥久慈男体山みたいになるのかな。
途中日陰には雪が残ってましたが、道がわかりにくいところでは足跡がくっきり残ってましたのでこういう時には重宝します。
登山道は全般歩きやすいのですが、先に進むにつれ勾配がきつくなります。
でもって最後のところに現れる数メートルのくさり場があります。
約一時間弱で生瀬富士山頂に到着。
真冬のせいか、木々は茂っていなかったので360℃景色を見渡すことができました。ただ風は強かったです。
日光方面の山々(多分これは
男体山方面)がはっきり見ることが出来ました。
頂上で記念写真。
生瀬富士山頂付近にありますやせ尾根です。
実はこんないいいところがあるの知らなくてあの時は素通りしてしまった
なので写真は昨年行った時のです。
とにかく景観がいい。
ご覧のようにインスタばえしそうな写真が取れます。
これだけ見ると標高400mの山には見えません。
こちらは神立山の山頂です。
特になにもありません。
なお生瀬富士からここを経由して袋田の滝展望所まではアップダウンが繰り返しあります。
途中さえぎるもがあまりないので、下界の様子がはっきり見渡せます。
橋のちょっと先に車を置いた駐車場が見えます。
でもってよいよ、滝を見渡せる展望ポイントにやってきました。
展望台といっても手すりも何もないただの崖です。誤って落ちたら確実に逝けます。
僕も高所は割と平気ですが、ここはさすがに足がすくみました。
どんな場所かといいますと
(これは昨年撮影したものです)
上から下を見るとこんな感じ。
これは下から見上げたところです。
赤丸のあたりが展望所になります。かなりの崖っぷちです。
正面の山は次に行く月寄山のとなりにある山王山です。
日陰のほうの雪が気になります。
登山道は階段になっていますが、雪が結構残っています。アイスバーンになっていなければ良いのですが。(ここを下る予定です)
滝展望ポイントから下っていきますと渡河ポイントが現れます。この日は水はあまり流れていなかったので渡れましたが、梅雨時や雨の翌日などは注意したほうがよさそうです。
渡河後、僕は幹線道路まで歩いてそこから月居山方面に向かったのですが
渡河後すぐに月居山方面に行くコースを行った方が景観は良いです。
次に月寄山に向かいます。道は幅が広く歩きやすいです。
この道に出るまでにちょっと迷いました。
もしお墓のほうに行ったなら一回戻ってください。
ただし日陰は長靴のほうがよさそうなぐらい雪が残ってました。
月寄観音の境内に石碑が並んでました。
これ以外にも
観音堂・鐘つき堂・山門などがあったりします。
本当はここから月寄山に行く予定でしたが登山道にけっこう雪が残っていましたので今回は見送ることにしました。
(ここにある鐘は撞いて良いようです)
山王山を越えて下りに入って行くと予想通りの圧雪状態。
こけたら多分下まで転がりそう。
ただ下から上ってくる人もいたので行けると思い、なるべく雪が柔いところを選んで慎重に下りて行きました。(チェーンスパイクが欲しかった)
正面を見ると先ほど写真を写した反対方向が見えました。
それにしても何という崖っぷち。
袋田の滝の下まで戻って来ました。
ついでに街中を散策。
その後大子の街中まで行って不二乃のラーメンを食べて
帰宅しました。
所要時間9:00~13:30(4時間半)
以下参考までに
・落葉樹が多いせいか、景観は良かった。
・雪が降った翌日は行かないほうがいいと思う。
・雨が降った翌日も行かないほうが良いと思う(渡河があるため)
・登山靴で登ったほうが無難(スニーカーNG)
・観光のついでに登れるところではない。
・靴用のスパイクを持っていればよかった。
・晴天だと風の強いところは寒く、ないところは暑い。
・生瀬富士の方から登ったほうがコース的には楽だと思う。
時間があったらまた行こうと思います。